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「PNET 入院」その3【入院8日目~入院10日目】

膵神経内分泌腫瘍

入院8日目(術後6日目)

 この日は口腔外科の2回目の受診です。術前の状況からの変化と、歯磨きが適正に継続できているかの確認となります。しかしながら、今回は術後で点滴などの管が付いた状況での移動となり、そこからして大変です。自身の歯ブラシを持ち、点滴の支柱を押し別棟までトボトボと歩いていきます。

 昨日、硬膜外麻酔の使用を出来る限り控えるように言われ、この日の回診まで未使用で過ごせていました。その話をするとあっさり「抜去」となりました。

 この日は術後初めての「洗髪」です。看護師さんからの「頭洗いませんか?」が超うれしかった。あわせて、タオルで体を拭かせてもう。

 入院後、しっかりと食事が出来ていないのと運動不足(リハビリのみ)からなのか、それとも内臓を切除したからなのか、お通じが無い旨を看護師さんに相談するとセンナ2錠が処方される。

 夜間より、膵液漏への対応で1日3回(6時・14時・22時)「オクトレオチド」皮下注射スタート(1回目/15回中)

入院9日目(術後7日目)

 以前、主治医の先生よりお話のあった「膵液漏」の状況を確認するための造影剤CT検査が実施される。自身、点滴用も造影剤用もルートの確保が血管の問題なのか非常に不向きで、病棟の看護師さんを困らせていました。CT検査室前の看護師さんにルートを確保していただいた場合は、相談の上、そのまま針を抜かずに病室まで戻り、点滴用に使用していただいてました。針の使用期限とタイミングが合致すれば超ラッキーな感じでした。

 ちゃんと毎日のリハビリを実施です。前日のセンナの効果か便通もあったがお腹を下す。本日はマグネシウムは中止する。

 造影剤CT検査の結果、やはり膵液漏はある。膵液漏を悪化させないように治療していきましょう。また、膵液漏は重大な合併症なので退院は伸びるとの説明をされる。

 膵液漏への対応「オクトレオチド」皮下注射 (2回目~4回目/15回中)

入院10日目(術後8日目)

 吐き気があり食欲不振になりビーフリード輸液の点滴が増える。調子が良くない1日で痛み止めの点滴と一緒に抗生物質の点滴もプラスになる。妻がお見舞いに来てくれ、体を拭くのを手伝ってくれる。やはり、各種管が装着された状況では着替えも難しく手伝ってもらった方が非常に楽である。

 理解はしているが皮下注射が痛い。二の腕にプスッである。小学生の時に風邪を引いたときには、かかり付けの町医者さんは必ず尻に注射をしてきた記憶が思い返される。 

 膵液漏への対応「オクトレオチド」皮下注射 (5回目~7回目/15回中)

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