PR

「PNET 入院」その2【入院4日目~入院7日目】

膵神経内分泌腫瘍

入院4日目(術後2日目)

 痛みと配線&管で、ぐっすり眠ることができない。20分ごとに目が覚める。その都度、時計を見るのも良くないとは思うものの、時間の経過が遅い。廊下を歩く人の気配。また、一時間ごとに様子を確認してくれる看護職の方の気配。空調の音。肌に触れる配線や病衣。そのすべてが気になる感覚です。
これが大部屋だったら、もっと情報量が多くなっていると考えると恐怖を感じてきます。
 なんだかんだんで起床時間となるもので、術後の体調不良と睡眠不足の影響のダブルパンチの状況となっています。午前の回診時に「尿の管」が抜かれることになり、少し身動きが出来るようになりました。その後、リハビリの時間です。同一階にある「デイルーム(面会場所)」まで歩くことが今日のリハビリです。
 リハビリの最大の敵はやはり「呼吸」です。とにかく「浅い」。大きく息が吸えない・・・これが辛い。

入院5日目(術後3日目)

 動くと、やはり痛みがあります。自室に「トイレ」があるので、まだ救いがあります。このトイレに行くという行為が大変です。痛いときに使用するように「硬膜外麻酔」が背中から刺さっています。痛み止めは定期的に流れる分と、痛みが強いときは自身でボタンを押し使用できる分とがある「親切設計」です。

入院7日目(術後5日目)

 腹部に刺さっていた2本のドレーンチューブのうち「左横隔膜下ドレーン」が色も問題なくなったので抜去となりました。抜くときは痛みもなく「あっさり」と抜くことが出来ました。さて、先生からお話がありました。「膵液漏があるようなので2日後に造影剤CT検査をやりますね。合併症として想定されるものだけど、最小限に収めるようにしていきましょう!」との事。また、硬膜外麻酔も出来る限り使用しない方が良いとのご指導もいただきました。

コメント