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「PNET 入院」その1【手術前日~入院3日目】

膵神経内分泌腫瘍

入院初日(手術前日)

 午前10時に病院へ到着。本日は、麻酔科の手術前診察を受けてから病棟へ移動となります。今回は「全身麻酔」と「硬膜外麻酔」の実施とのこと。各種説明を受け「同意書」へ記名をしました。同意書で思い出しましたが「輸血用血液製剤に関する同意書」も先日の説明の際に記入しています。同意する事って多いんでね。「造影CT」の同意書も過去に書いたなぁ・・・
 麻酔科の後は、2回目の口腔外科へ行きます。今回は、しっかり歯磨きしてからの訪問です!その後、病棟へ移動です。
 今回の入院は「個室」を希望です。治療や入院生活の不安・心配を少しでも減らしたく希望しました。病室では主治医・薬剤師・理学療法士の方の説明を受けました。
 さて、本日は24時から絶食、明日の朝7時には絶飲食となります。その後、午前9時より手術室への入室予定となっています。今日は術前に清潔になるべくシャワーを浴び、就寝前に、センノシド錠を服用しました。

入院2日目(手術当日)

 手術当日は朝4時台に目が覚めてしまいました。(まぁ消灯22時ならしょうがない)
 朝6時にリドカインテープを左手甲に貼りました。6時半に食事ということで「ペプチーノ」と言う栄養ドリンクをいただきました。その後、8時半に手術室に向かいます。手術室へは看護師さんに先導され移動です。手術室前で手術室の担当看護師さんにバトンタッチされ室内へ・・・
 手術台に乗り、背中から前日に説明を受けていた「硬膜外麻酔」を実施されます。背中を丸め「ぶすっ」とされ「ぐいぐい」と背中(骨に向け)に入ってくる感覚があります。また、左手甲から点滴の針を刺しルートを確保してもらいました。
 看護師さんの「お薬入りますねぇ~」的な言葉を最後に意識が遠くなりました。次に記憶があるのは自室のベットの上・・・手術終了後でした。病室へ戻ったのは16時ころ、手術時間は約6時間。あおむけの状態で目が覚めた記憶があります。体には管や配線がいっぱいで、麻酔の影響かあまりはっきりした記憶がないのと、痛みに関しては特にひどいものは無かったと思います。
 心電図・酸素吸入・尿管・腹部よりドレーン2本・点滴と体全体がいろいろ繋がれている状況でした。その中でも酸素吸入は深夜0時にはずれ、口元の不快感がなくなりました。

入院3日目(術後1日目)

 術後翌日から「リハビリ」が開始です。まだ、いろいろな管・配線につながれていますがやるんです。午前、リハビリ前に着替えをすることとなりました、着替えようと動いたときに急に血の気が引く感覚に襲われ、さらに腹部に痛み・・・そのまま動けなくなり午前のリハビリは見送りとなってしまいました。
 しかし、午後には落ち着きリハビリをすることとなりました。椅子に座り足を動かすなどの簡単な運動からスタートです。その際に強く感じたのが「呼吸」ができない・・・呼吸が浅くなっていて苦しい感覚です。「どうやって呼吸(深く息を吸う)をしていたのか全く思い出せず」この感覚は、術後しばらく消える事がなかったです。膵臓を切除した事と麻酔の影響による横隔膜の反応とのことでした。また食事は「膵一般ERAS(イーラス)食」と言う炭水化物を中心にしたスープ状の食事となっています。

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