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「膵神経内分泌腫瘍(PNET)」の診断 その1

膵神経内分泌腫瘍

私の体験が誰かのためになれば

 「膵神経内分泌腫瘍(PNET)」です。と先生に診断された際に『キョトン』となりました。その後も色々と説明をしていただきましたが、完全に理解できたわけもなく帰宅後にパソコンで検索しました。
 一定の知識は得ることができましたが、罹患された方の具体的なブログなども少なく、その中でも「膵臓」の方はさらに少なく感じました。また、過剰分泌するホルモンにより「インスリノーマ」「ガストリノーマ」等タイプも別れ、さらに「グレード」や「機能性・非機能性」と細分化され、「神経内分泌腫瘍」は「胃」「直腸」「甲状腺」など発生部位も異なることから、複雑さを痛感しました。
 今後も、罹患される方はいらっしゃると思います。そこで、私の体験が同じ病気に罹患した方たちのお役に立てばと思い記録していきます。

人間ドックの結果が郵送された

 2年に1度の職場の支援制度で人間ドックを定期的に受診していました。毎回、指摘される点は「高眼圧症」要精密検査で今回もそんなことだろうと思っていました。そうこうしているうちに、人間ドックの結果が郵送されてきた。
 今回、結果と共に送付された「紹介書」は3枚「高眼圧症」「高血圧症」「膵腫瘤疑」
 「2枚も増えたかぁ」と特に気にもせず・・・そっと封筒に戻しテーブルの上に置きました。その姿を見ていた妻が内容を確認。
 妻:「膵腫瘤疑」はマズいんでない?と指摘され、再度、紹介書を見る・・・「なんじゃこれは?」とビビる!

 言われるまで、気にもしていなかった。(妻に感謝です。本当に)

 かかりつけの内科に電話してみると「当院では受付できないですね」と断り。ここで焦りが出てきました。あれ、小さいところじゃ診ること出来ないんだ・・・
 そこで総合病院へ電話にて受診相談。一先ず、診察してくれるとのことでしたので、取り急ぎ予約を取ることにしました。

総合病院にて初回診察

 朝9時の予約でしたので、仕事を休み病院に向かいます。受付を済ませ、消化器内科の待合室で呼ばれるのを待ちます。まずは、先生からの「問診」そして「血液検査」「造影剤CT検査」と進み待合室に戻ります。

 そして診察室へ・・・
「膵臓に腫瘍があり、白黒つけないとねぇ」と、さらりと先生のお言葉。間違いなく、私の膵臓に腫瘍の影があるとの事です。そして、数日後に入院による精密検査を実施することとなりました。
 この日の血液検査の結果は「腫瘍マーカー」に特に異常値は出ていないとの事。CA19-9・CEAの結果とも問題なし。次回の検査入院のため追加で検査を実施しました。「心電図」「エコー」「呼吸機能」「尿検査」「レントゲン検査」なども追加で実施です。不安の診察初日は14時過ぎまで病院におりました。

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